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戸建てでも建て替えよりフルリフォームの方がいいのはなぜ?

2020/12/01

「フルリフォーム」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
基礎・柱・梁といった建物の骨組みは残したまま家を全面的に新しく作り直すことです。

そうなると、戸建てであれば、フルリフォームをするぐらいなら一回更地にして建て直せばいいのでは?と疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、土地事情によってはフルリフォームの方がいいのです。
ここではその理由について説明していきます。

▼昭和25年に施行された建築基準法が理由です

現在は「建築基準法」によって、家を建てることを許可できる土地は原則として、

幅が4m以上ある道路に、2m以上接した土地であること
  
と定められています。
避難経路や消防車・救急車が通れる経路を確実に確保するためです。

この法律成立以前に建てられた家は、建築基準法に即していないのも多く残っていますが、これを解体して更地にした場合、その時点で現在の建築基準法が適用されることになります。
特に住宅密集地において道路に面していない土地だと、まず家を建てられなくなってしまいます。

また、道路に2m以上接している土地でも、家の前の道幅は4m以上確保する必要があるため、道路が狭ければ、セットバックと言って、家を後ろに後退させなければならなくなります。
つまり、その分だけ床面積が狭くなってしまいます。

そのため、家の床面積を確保したまま改築したい場合は、解体せずに済むフルリフォームという方法をとることになります。

▼まとめ
土地事情によって更地にしてからの建て替えはできなくとも、
フルリフォームによって新築同然の家に生まれ変わらせることができます。
江戸川区の方で、フルリフォームを検討されていましたら是非株式会社SENSEまでお越しください。
相談しやすいアットホームな雰囲気でお迎えいたします。